So-net無料ブログ作成
検索選択

クリスマスになると思い出す話

去年のクリスマスイブの夜は何してたか覚えていますか?
私は、クリスマスのお祝いと称して飲みに行って帰ってからPC焚いて、しばしボ~としていたのは覚えているのですが、それが、23日だったか、25日だったような気もします。 
要するに、大したことはしていないわけですが、何をしていようとクリスマスの時期になると必ず思い出す話があります。
それは、オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」という短編小説で、有名な話だけど、御存知ない方もいらっしゃると思うので簡単にあらすじを書いておきます。

明日はクリスマスだというのに、デラという女性は恋人のジムにプレゼントするのに、1ドル87セントしかありませんでした。 一方、ジムのほうも貧乏で、自慢できるものというと父親から譲り受けた素晴らしい金時計と、もうひとつ、デラの長く美しい髪でした。
さて、デラは自分の唯一の財産である髪の毛をジムへのプレゼントのために売る決意をし、ジムの金時計のための鎖を買いました。
金時計は素晴らしかったけど、鎖の代わりに古い皮紐をつけていたので、彼は人目を憚り、こっそりと見ていたのです。
デラは神に祈ります。
「髪を切った今でも、ジムが可愛いと思ってくれますように」
ジムがデラの元へとやって来て、デラは言い訳がましく、ジムのために髪を売った事を告げます。
「髪を売ったのか?」
驚いたジムはデラを抱きしめ、ポケットから包みを取り出しました。
ジムがデラのために用意したプレゼントは、デラの美しい髪に良く似合う櫛だったのです。
デラは涙目で、その櫛を抱きしめ、ジムのためのプレゼントを差し出しました。

デラは早くジムの時計に鎖を取り付けてみたくて言いました。
「さあ、時計を貸して」
ジムは椅子に腰を下ろし、微笑みました。
「僕たちのクリスマスは、しばらくしまっておこう。 僕はその櫛を買うために金時計を売ってしまったんだ」

ところで、クリスマスの祝いの贈り物の習慣とは、どこから出てきたものなのでしょう?
ある宗教団体は自分たちが真のキリスト教だと自負しながらも、キリストの誕生を祝いません。 彼らによると、聖書の中で誕生日を祝うという記述は2回のみで、それは神に敵対する人たちが行っていた習慣であり、キリストだろうが誰様の生まれた日であろうが、プレゼントを渡すことも祝うことも聖書の教えに反することなのだそうです。
しかし、彼らの多くは知らないかも知れませんが、聖書の誕生日については、その2箇所以外にも特別な日を設けての宴が催されていた記述があるわけで、それが悪い習慣としてではなく、少しばかり余裕のある人たちの間でなら普通に行われていたのだろうと考えられます。
祝いや贈り物についての彼らの狭い了見とは対照的に、オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」には、深い意味があります。
小市民の愚かさが丸出しな話なのですが、彼らの相手を思い遣る心は崇高なものでした。
無用となった贈り物は、実は最も賢明な贈り物として、作者は題名を「賢者の贈り物」とし、キリストの誕生を直接祝うためにやってきた聖書中に登場する三賢人たちにかけているのです。

東方の賢人たちはキリストのためにプレゼントを用意していました。
メシアが誕生するという預言者の言葉に導かれた彼らが、生まれたばかりのキリストを祝福するために黄金、乳香、没薬を捧げたのです。 これがクリスマスのプレゼントの由来と言うわけでもないでしょうけど、たとえ、物質的なものであろうとも、当時のユダヤ社会が最悪とも言える不景気な状況ということを考えると非常に重宝した贈物だったのではないかと思います。 大変高価なものでしたが、それを贈る事で彼ら自身も幸せを感じたに違いありません。
もともと、誕生日の祝いについて、聖書で否むような言葉を見い出すことは出来ませんし、純一な幸せを否定するものは何もありません。

因みに、私はクリスチャンではありませんが、それでも、クリスマスにはキリストのことを少しくらいは心にとめておいたほうが良いとは思っています。
そして、プレゼントを贈る人は、ジムとデラのように想いを込めて渡してあげてくださいね。^^

話が長くなりましたが、良いクリスマスを
1.jpg
nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

nice! 1

コメント 2

たつる

心の温まるお話でした。クリスマスのプレゼントもない人達が沢山いますね。

でも、なくても、不幸ではありません。優しいこころがあれば、幸せです。
by たつる (2008-12-26 18:13) 

Sina

その通りだと思います。
お金でしか満たされることのない幸せもありますが、本当に価値があるのは、お金で手に入らない幸せだと思います^^
nice、コメント有り難うございました。

by Sina (2008-12-26 22:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。